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私は書籍を読むことが多いですが、速読の観点からも、基本は紙ベースです。また、他人から勧められた書籍も読むことがあります。そういうこともあってか、時間が経過したら本棚をアップデートすることもしばしば。
タイトルにあるものとして、「生き方」。京セラの稲盛和夫氏の書籍になります。読まずにいろいろ論調するのはいかがなものかと思いますので、一通り最後まで読み切りました。確かに紹介してくれた人のことを考えると、「素晴らしかったです」で終えたいところですが、読んだ本人からは必ずしもそうはいかないという話で。
この書籍については、良かった部分と悪かった部分があります。まず大前提として、この書籍は2004年に書かれているというもの。
良かった部分としては、所謂生き方や働き方に対する考え方がしっかりと書かれている点。特に私の場合、スピリチュアルコミュニティに属していた時期もあり、こうしたコミュニティでは「自分のアイデアでビジネスがしたい」と考える方も多く、そこに連なる考え方としては的を射ています。
スピリチュアルでビジネスをする際によく語られているポイントとほぼ同じ内容であり、引き寄せの法則などでも語られている内容とオーバーラップしています。割とスピリチュアルでいろんなことを語られだしたのは2019年ぐらいだったと思うので、それを2004年の段階で書かれてあるのはなかなかに素晴らしいかと思います。
一方で悪かった点を挙げてみると、
・自虐史観である
・性善説と性悪説の整合性がとれていない
まあこんなところです。自虐史観に関しては、概ね「日本はかつて悪いことをしたのだから謝ろう」的な論調であったということ。ちなみに、この書籍に記載されている所謂従軍慰安婦問題や所謂南京大虐殺問題は問題が別の方向に進展していたり、証拠付きで否定されていたりなど、「後になって判明したもの」「状況が変わったもの」なども含んでいます。
そもそも従軍慰安婦については、「吉田清治って知ってる?」で終了。元々は日韓合意が1964年で終えていますから、本来はそれで終了。とはいえ、「何を言っているんだ。河野談話があるじゃないか。」となります。まあその後に「安倍談話」が出ているので、完全かつ不可逆的に解決済み・・・という話です。
所謂従軍慰安婦の問題については、吉田清治と朝日新聞の出鱈目が原因なので、しっかり理論武装すべし・・・というのが回答になります。
所謂南京大虐殺については、そもそも当時の南京の人口より多い30万人が虐殺されたという「設定」になっており、前提自体が崩れています。「いやいや、2回殺されたんかい?」と。これも例えばアパホテルで配置されていた書籍でも否定されていた話ですし、2010年前後かそれ以降の書籍に証拠付きで否定されていた話です。
これについては「便衣兵って知ってる?」で終わる話であり、かつ「通州事件って知ってる?」というカウンターまで存在します。やはり理論武装が必須といえます。
ということで、謝罪云々といっても、そもそもベースが嘘っぱちが多く、「罪とされている内容が出鱈目だったり、冤罪に対して謝罪を要求するんか?」という話です。
また、日本に対しては性悪説で考えていて、将来の日本を憂いているのに比べ、Chinaや韓国に対しては、「謝ればわかってもらえる」など、なぜか性善説が適応されています。この辺りで一貫性に欠け、「いやいや、あんた日本人?」と突っ込みたくなるような箇所もありました。
とはいえ、この書籍は改めて2004年に発売されたものですので、その後証拠付きで否定された話や、のちの安倍談話で状況が変わっていますから、2025年現在の状況でこの書籍を読むのであれば、そのあたりを念頭に置いた方がいい。というのが読んだ私の感想です。
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