旧態依然のシステム2

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前回は旧態依然のシステムの話を少し書きました。ちなみに私の前職でも旧式のシステムが継続して使われています。

Microsoft Accessですが、1990年代では大活躍していました。これはOffice製品のうちに入るようですが、データベースとデスクトップアプリが一体になったようなシステム。まあWordやExcelは多くの人が使ったとしても、Accessは個人ではなかなか使う機会がないでしょう。

WordやExcelのマクロと同じく、コーディングも可能であり、旧式のVisual Basicで書かれています。ただこれらは旧式の形態であり、Visual Basicも6.0のバージョンと同じです。Visual Studioも旧式のものはExcelに入っていたものと同じであり、このタイプのVisual Basicが書けるとExcelもプログラミングが可能です。これが1990年代の話。

ところがVisual Studioはその後、ドットネットの時代に移行し、新式のVisual Basicになります。これと同時にC#という言語が出ていましたが、C言語を知っている私から見れば、割と扱いやすいのかなあと。

C#自体は勉強したこともコードを組んだこともありませんが、C言語を知っているので「なんとなくわかる」というレベルです。

また、旧式のAccessはデータベースの量が多くなると、不具合を起こす可能性があり、特にWindows Updateなどがキッカケで不具合が生じることもあります。どうやらデータベースだけでもSQL Serverに移行させたほうがいいようで。

こうした旧態依然の仕組みの場合、昨今登場しているウイルスやマルウェアなどに対抗する手段が限られることにあります。時代の変遷に伴って、システムも状況に応じてより新しいシステムに組み替える必要が出てきます。

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