甘言

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ここしばらく、政治とスピリチュアルの話が続いています。あまり深い話は書かないようにしていますが、ネタは結構ある分野でもあります。

自己啓発といえば朝活などがイメージに挙がります。また、読書会などもイメージに挙がります。そんな読書会は好きな本を持ち寄るケースも多く、「引き寄せの法則」や「思考は現実化する」などを持ってくる人もたまーに。

またたまに経営者の中にも信仰深い方もいらっしゃいます。足しげく神社仏閣に通う経営者は成功するケースも多いなんて話も。経営を考える場合はそのビジネスを成功させるために論理的思考や仮説、PDCAサイクルを回して実行するなど、リアルな面もある反面、ある種の運の良さも要求されるのもまた事実。

スピリチュアルな部分は下手な方向に走ると、カルト的な部分になったりしますが、とはいえリアルビジネスとは別に、この分野を「分析する」という心構えはあってもいいのかなあと思う次第です。

さて、そんなスピリチュアルな考えをビジネスで応用させる際に、「失敗の好例」というのがあります。お金と引き寄せの法則でよく失敗に挙げられるのが、「お金がある。お金が自分の元に寄って来る。」というのをイメージするあまり、「お金が自分の元に集まるというのを考え続ける現実が作られる」というのがあります。

このケースでは要は、「本当に自分の手元にお金が来る」のではなく、「それを創造する現実が作られる」というわけです。これは引き寄せの法則の失敗例としてよく取り上げられます。

ビジネスで引き寄せの法則での失敗例は別のパターンがあり、それが「甘言」なるもの。まあいわゆる「あなたは無理に頑張らなくていいんだよ」という言葉。これをそのまま真に受けるケースです。

スピリチュアルではよく「自力本願」と「他力本願」と言われたりします。自分はそれなりに夢に向かって努力するのだけれど、本来だったらその努力では目標に辿り着かない。単に実力不足。ところが、その不足分は何らかの運によって、実力不足分をある程度カバーできるという「他力本願」という考え方です。

ちなみに、私がスピのコミュニティで言われた言葉として、「頑張る」というのはよろしくないらしい。「頑張る」というのは「ガンを張る」ということらしく、単に体に負担をかけるのだとか。私の場合、当時中小企業診断士に合格し、「頑張らなくていいんだよー」みたいなことを言われました。ところがこれが甘言。

人は「苦労する」「苦労しない」を考えると、できれば「苦労しない」を選択したくなります。結局はこの言葉をそのまま真に受けると、「努力しない」を選んでしまい、怠惰ルートに突入。自分自身は成長しなくなるという負のサイクルに嵌ります。

某スピのコミュニティでは「中小企業診断士を取得したんだから、これ以上何かを習得する必要は無いんですよー」みたいなことを言われましたが、あとで振り返るとこれは大きな間違いでした。スピリチュアルでの教えで人生失敗ルートに突入するというケースはありますが、このパターンもそのうちの一つかと思います。

上記の話で行くと、結局は「自力本願」の部分は自分でなんとかしないといけないわけです。さらにはスピリチュアルのコミュニティでは、「ねえねえ、あなたは難しいことを考えるのが苦手。そうでしょう。」「難しいことは考えなくていいんだよー」なんて言われるケースもありますが、実は「難しいことを考えるのが得意」な人も結構いるわけです。

それは数学の図形の問題を見せられ、「よっしゃー。解いたるでぇー」という人がいるという風に、「難しいことは考えなくていいんだよー」なんて言われると、「俺から楽しみを奪うなー」になるわけです。

割と論理思考が得意な人がスピリチュアルのコミュニティに出入りしたときに引っかかるケースとして、今日の話は筆頭で挙げられます。

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