トランプ関税を考える4

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・中小企業ですら工場を海外展開させていた
・日本は大きく付加価値を生む

前回、上記の話を出しました。そのうち、「中小企業ですら工場を海外展開させていた」というのが前回のお話。2013年以降はアベノミクス発動により、日銀総裁は黒田さんにチェンジ。そして数回、黒田バズーカが発動。日本は経済成長にシフトしていきましたが、足枷として消費税増税も同時に発動。

日本経済は一気に成長することなく、緩やかに成長。加えて2020年からはしばらくの間、コロナにより物流など、動きをストップさせざるを得ない状況になりました。その後はコロナの規制も緩くなり、インバウンド需要も爆発的に増加。その結果、物価上昇という今の流れに繋がります。

トランプ関税を考える際に、「日本は大きく付加価値を生む」という点に着目する必要があります。そのうち、典型例としてわかりやすいのがラーメン。竹田恒泰氏の書籍でこのラーメンの話が出ていました。ラーメンといえば本来はChinaの食べ物。

そんなChinaですら、食後にスープに浸かった麵の料理が出てくるだけというもの。日本人はそれをアレンジし、魚介や豚骨からスープ・出汁を取って、1つの食事として完成させたというもの。ちなみに、私は過去にブラジルポルトガル語を勉強していました。私はポルトガル語を勉強する日本人。ネットで相手は日本語を勉強するブラジル人。

その当時のブラジル人に話を聞いてみると、ラーメンは日本の食べ物だと思っていたらしい。それぐらい、日本は海外にあるものをより良いものに「化けさせる」力がどうやらあるのだとか。ここでもう一度記載。

日本は大きく付加価値を生む

そういえば、Made in Japanは海外でも非常にブランド力があるようです。江戸時代末期の日本。当時は鎖国していました。鎖国している間にヨーロッパはじめ諸外国は経済発展していました。このままでは日本は諸外国に植民地にされてしまう。そうならないよう、先人たちは富国強兵で明治時代を盛り上げていきます。

第二次世界大戦後は日本は焼け野原。そんな時代にすでに経済発展を遂げた諸外国に追いつけ追い越せの精神で日本は発展していきます。とはいえ、当時の日本は「キャッチアップ型経済」。要はすでに発展している国の真似をするのが基本です。

諸外国は成功しているのですから、日本はただひたすらそれを真似るだけ。その頃はMade in Japanはさしたる価値もありませんでした。ところが日本のメンタリティは「改善改善」のメンタル。上記のラーメンはもとより、現在では日本の漫画やアニメが高い価値をつけ、諸外国の子供は任天堂のゲームで遊び倒します。

さて・・・トランプの話はいずこへ。

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