トランプ関税を考える5

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・中小企業ですら工場を海外展開させていた
・日本は大きく付加価値を生む

前回まで上記の話。ラーメンの話に加え、アニメや漫画、ゲーム。加えて自動車や家電も現在は日本製はそれ相応に信頼を勝ち取っています。まあ、部品を作る技術などはいまだに高水準ではありますが。

そんな日本も低成長時代が長らく続き、その間に諸外国は継続的に成長し、物価も上昇中。そして日本はようやくデフレが終わり、インフレ開始。物価が上昇し始めました。ここで日本もようやく成長軌道に。ニセコのラーメンは裕福な外国人観光客は安く感じ、我々日本人は高く感じるという。低成長時代にこれだけ差が付いたということです。

では日本はこれからどうなるのか?世界に高い技術水準が認められ、かつまだまだ相対的に他の諸外国からは「物価が安い」と見られている日本。ここからは推測になりますが、日本は「諸外国に比べ高い技術水準で、かつ相対的に安い価格で無双する時代」に突入するということです。

ここまで書いてようやくトランプの話。あくまでトランプ氏は「アメリカファースト」が基本です。とあれば、日本にとっては場合によってはメリットに働くし、デメリットに働くこともある・・・ということです。トランプ氏に関しては、大絶賛することもなく、かといって大否定するようなこともなく、冷静に見ていった方がいいというのが答えになります。

トランプの意図は「強いアメリカを取り戻したい」というもの。とりわけ製造業において、地方の製造業の活況を取り戻したい・・・と考えているのが基本です。新日鉄問題でもめたのもそうしたところから。

アメリカはこれまで需要の大きな国でした。それゆえに過去には貿易摩擦なども起こっていたというのがあります。とりわけ1985年は日本は家電メーカーはじめ、半導体で世界トップクラスを独占していたという時期があります。まあ、需要が大きいからこそ、外からいろいろなものが流入してくるというのがあります。

ただこれだと強いアメリカにはならないので、アメリカで作ったものを、海外にどんどんと輸出していきたい・・・というのがトランプ氏の狙いと考えられます。だから「なぜ日本はアメ車に乗らない?」と言っている。まああんなでっかい車。どこに停めるんだよという話ですが。

結局はニーズがないと「あんた、そんなもん売れませんで。」という話です。当然、相対的に安く売れる状態にあり、かつ技術力の高い日本は非常に厄介な存在になります。ということで、アメリカは日本に関税をかけたがるというムーブが見えてきます。ということで、ようやくまとめに入りました。

ちなみにChinaは?あの国は共産国であり、情報統制がまずい国。当然、PCなどにはバックドアが仕込まれていると考えた方がよさそうで、Chinaからは電子部品やPCは調達しない方向で考えたいのが妥当なのでしょう。

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