音楽は聴くか?

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公的機関で特定創業支援をすることがあるのですが、主に経営学について教えるとき、製品ライフサイクルとPPMの説明をする際に、音楽の話をします。製品ライフサイクルは最初に導入期、次に成長期、やがて成熟期に入り、最後に衰退期に入りますが、この説明にもっとも適しているのがMD (Mini Disk)です。

MDはSONYが1991年(平成3年)に規格を発表し、その後はMDラジカセやMDコンポなどが発売されましたが、そのときはMDとCDのラジカセタイプが8万円ぐらい。だいたい1994年ぐらいまでそんな感じでした。この時が導入期で1999年ぐらいにはほとんどの人が音楽を聴くのにMDを使っていたという感想です。

その後は市場が成熟していき、2000年代に入るとMP3プレイヤーやi-podが普及しMDは衰退。2007年頃にはスマホが出始め、本格的にMDは使われなくなっていきました。当時発売されていたのが、USBでパソコンとつなぐMDプレイヤー。その昔思い出の曲をMDで残している人にとっては、パソコンに退避させたいニーズに合致します。

特定創業の経営学の時、上記の話をしますが、「音楽って聴きますか?」と聞きます。ちなみに、MD全盛時代はJ-POPだと90年代音楽になるため、ここでは根強いファンが大勢という印象です。確かに、90年代の音楽は個人的にも素晴らしい。

そう考えると、あくまで個人の感想ですが、2000年代に入ると90年代の音楽の凄さっていうのが減ったような気がします。時代は簡便な音楽。わかりやすさ。いい音楽もチョロチョロありましたが、個人的には物足りない印象です。

さらにリーマンショック前後から2010年代に入ると、相当に音楽の質が落ちたという印象です。まああくまで個人の意見ですが。AKB48の握手券欲しさに何枚もCDを買い、当時のCD売上記録があったMr.Childrenの記録を抜いたというのが確かあって、そういうこともあり、あの当時の音楽に対し、白けた印象があったという記憶があります。さらにはK-POPなど、ゴリ押しと呼ばれていた時代もあり、だんだんと音楽を聴かなくなっていきました。

まあ一般的に、年齢が上昇するにつれ、学生時代や若いころと違って流行りの音楽を聴かなくなる・・・というのはあるでしょう。なるほど自分もこれに当てはまっていたのか?と思っていたんですが。

2019年になって、たまたまうちの家族がHEY!HEY!HEY!を見ていました。その時に流れていたのがOfficial 髭男ismのイエスタデー。これは久々にいい曲を聴いたと思い、急いでネットで調べました。その後はキングヌーなど。どうもこの時代の音楽は粒ぞろい。

2020年代に入ってからはYOASOBIやADO、なとりやすいそうぐらしなど、相当にいい音楽が出ているというのが個人の感想です。昨今の歌は前奏が短く歌自体も3分前後と短め。恐らく動画などでも短いのを次々と見るニーズがあり、それに連動しているものだと思われます。

さらに概して音楽自体が難しく、「カラオケで歌わせる気ねーだろ」というのも見られます。そして男性でも音階は高め。90年代は私は総じて声が高く、男性ボーカルだと声が出ず、女性ボーカルの歌をよく歌っていました。この2020年代にきて、ようやく時代が私に追いついたようです。

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